どうもどうも。アナログです。
ベスト記事だけの限定復活のつもりだったのですが何故かこんにちは。

さて、2020年になりました。節目デス。やりましょう。やってやんよ!!!

「New Age of Death Metal」 と題して2010年代を振り返える。Yes!!!!!

ここ日本でもリバイバルデスメタルの波がやってきたで!……で、リバイバルデスメタルって何だよ?とか最近のバンドがまったくわからんとか、あのデスメタルに近い奴いない?等悶々としている人も多いだろうから、ここで僕が10年代を振り返りつつ次の10年に向けて活躍が期待できるバンドをピックアップするという企画です。

ただ、デスメタルに限らずメタルファンはメインストリーム寄りか、めちゃくちゃマニアかで二分している印象で、やはり両者では視点や感じ方が違います。なのでこの際ムズカシイ話は無し。10年代に気に入った音源を貼りまくるのでプレイリスト感覚で聴いてください。文章は斜め読みでOkさ。マニアの話がオモシロかったことなどただの一度もありゃしないのだから。

 
 

序 「オールドスクールデスメタル・リバイバル」~2010年前後~

まずはじめに、最近よく耳にする「OSDMリバイバル」とは何ぞやってことですが、要するに90年代初期デスの音楽性を踏襲したバンドのこと。僕自身も「OSDMリバイバル」とよく書きますが、突然リバイバルブームが起きたわけではありません。90年代が終わると共に音楽はジャンルを越え多様化し始めたのはご存じのとおり。メタルも例外では無くその影響をもろに受けたと同時に初期デスメタルの人気は低迷しました。しかし、低迷した時期でも腐敗臭漂う音楽性は再び地下に潜り細々と、しかし力強く進化していたのです。例えば90年代のIncantation ~ 00年代のFunebrarum, Dead Congregation, DISMA等の活動は現行OSDMへの評価を高めリバイバルムーブメントへの流れを作った脈動の一つだったと感じています。

が、あえてブームが突然起きたと言うならば「2010年前後」でしょう。

すでに解散したバンドもいますが、今や世界的に活躍するバンドがこの時期にデモ、EPや1stアルバムをリリースしました。特にアメリカのDark Descent Records系列からリリースされる音源は若いファンに強烈なインパクト与えたのと、あと個人的には比較的聴きやすいバンドも多かったので浸透しやすかったのではないかと考えています。

 
           
 
左上から順に
Miasmal・・・アメリカのクラストデスメタル。爆走に次ぐ爆走感がたまらん。★オススメ。
Morbus Chron・・・次作で解散してしまったが最後にOSDMに新たな命を吹き込んだ。(スウェーデン)
Krypts・・・ロゴ、ジャケ、内容すべてに震えた。地下室を開けろ。(フィンランド)
Horrendous・・・後にメインストリームへカチコミをかける!(US)★オススメ。

Cruciamentum・・・腐敗の中に神々しさが感じられる。大英帝国の誇り。
Mordbrand・・・暗黒スウェデスサウンドを聴かせてくれたが今は少し元気ないかな。
Maveth・・・壮大な暗黒抒情詩。解散したがその音楽性はExcommunionへと受け継がれる。(フィン)
Undergang・・・日本でのOSDM貢献度はNo1と言えます。デンマーク出身。

Corpsessed・・・今やフィンランド最強。いや世界最強。否、宇宙(以下ry)
Desolate Shrine・・・フィンランドの暗黒吟遊詩人。終末のラッパは既に吹かれた。
Anhedonist・・・ドゥームデスの希望だったが惜しくも解散。(US)
Ataraxy・・・スペイン出身。この中ではもっともOSDM感があります。★オススメ。
 
あとバンドだけではなくジャケも良いね。思わずレコードが欲しくなるね(圧)。なのでカバーアートを描くアーティストにも注目するとより楽しめます。
 
 

現在こうして聴き返してみても良いなと感じますが、まだ90年代初期デスを踏襲する若手バンド達という印象です。現に当時初期デスファンからは冷ややかな目で見られていました。では何故10年以上もこのムーブメントが続いているのか?90年代初期デスは90年代後半に失速したが、リバイバルバンドは年々人気が上昇。バンド数も把握できないほど増え、次の10年も話題の中心になりそうな勢いです。何故でしょうか?僕も考察しながら書きすすめていきたいと思います。

ということで、2010年代を振り返るコーナーが始まりました。振り返るうえで「リバイバル」という言葉が常に付きまとうが、90年代初期デスについては有名バンドさえ押さえておけば問題ありません。同じく初期デスとハードコアは切っても切れない関係ですが、今回はそういう話ではありません。ついでに言うと最初から何もかも得ようとする必要はないです。好きな音が見つかると自ずから掘り出します。ここでは現行デスメタルを知り探究の道へ進む切っ掛けになれば幸いです。

 
 
 

1.「HM-2 Worship」~フルテンは裏切らない~

まずは、スウェディッシュデスメタル及びそのフォロワーを振り返る。BOSS「HM-2」のジャリジャリなロウサウンドがノリノリに爆走するのが特徴。リバイバルでキーになるバンドはスウェーデンのBastard PriestやアメリカのMiasmalといったクラストデスメタルです。最初はハードコアシーンから人気が出て後にメタルシーンでも爆発的にEntombedフォロワーが増えていきました。この10年でスウェーデンでもベテラン組が復帰するなど盛り上がりを見せます。
 
 
  
Bastard Priest・・・クラストパンクとデスメタルの融合。Miasmalと共にリバイバルの立役者的存在。
BOMBS OF HADES・・・ミスタースウェディッシュデスメタル Jonas Stålhammar が率いるバンド。
Black Breath・・・アメリカのクラストデス。スウェデスじゃないけどここに記載しとく。
 
   
左からPAGANIZER, Uncanny, INTERMENT, Entrails
スウェディッシュ生き字引。90年代から活動をするバンドたち。ベテランの凄みは何でこんなにもカッコイイのだろうか。この中ではEntrailsに思い入れがありますね。でもオススメは最近活動再開させたUncanny。神々しいメロに悶えまくり。★オススメです。
 
     

アナログメタルが活躍を期待するバンド。
FERAL・・・僕の大好きなバンド。今一番勢いを感じる若手。★オススメ
LIK・・・スウェディッシュなアイアンメイデンか。ありデス!★オススメ
CRAWL・・・若手ではないが暴虐ならこのバンド。最高にカッコいい。
Putrid Vision・・・2018年作。面白いなぁと思ったけど1ミリも話題にならない。
Nekrosity・・・超期待していたけどアルバムになったら音がおとなしすぎる。次作に期待。
Disrupted・・・デモを聴いたときは震えた。Katatoniaの元ドラマーが正式加入してから音沙汰無し。なんで~。
 
最近スウェデスは必ずしも人気があるとは言えないけれどDismemberとBastard Priestが復活したので2020年はぶり返す可能性大。要注目ですだよ。
 
 

■「世界のHM-2から」

世界中のHM-2デスメタル及びスウェディッシュフォロワーを紹介。ほんとはHM-2を使っているかはわからんけど。
 
      

Brutally Deceased・・・チェコ出身。このアルバムで化けた。HM-2激メロデス。★オススメ
Sentient Horror・・・アメリカのバンド。ロウ感はまったくないが良い。真面目な味。★オススメ
Total Isolation・・・カナダ出身。2019年デモ。こ、これはええで!
Atavisma・・・フランス出身。お国柄か一筋縄では語れない。

PYRE・・・ロシア出身。近年BANDCAMPに攻勢をかけてるロシアデスの中で一推し。
Slaughterday・・・ドイツ出身。個性はないけど好きなんだな。思い出補正あり。
REMNANTS・・・アメリカ出身。死ぬほどクソカッコいい!頼むから音源をリリースしてよ。★オススメ

 
HM-2感のある爆走デスメタルはとにかく多い。めちゃくちゃ多いので厳選しました。この中で僕が期待しいるのはREMNANTS。もうシビれまくりなのですが活動しているのかわからないのがネック。2020年は期待しています。

 
ということで、スウェディッシュデス及びHM-2デスメタル編でした。
10年代以前の「Entombedフォロワー(笑)リバイバル(笑)」というような嘲笑する空気感はこの10年で完全になくなりました。HM-2デスメタルは爆走感とキャッチー性でリバイバルという言葉を定着させた存在だったと思います。BANDCAMP内にはもっと爆走感あるバンドが埋まってます。もしこの音が気に入ったのであれば掘ってみてはいかがでしょうか。HM-2タグとかもあるよ。
 
 
 

スウェーデンときたら次はフィンランドだ!
と言いたいのですが今回はここまで。
次の更新までしばしお待ちください。