『Witch Vomit / Poisoned Blood』

あつい…… 暑すぎてデスメタルしか聴けない(錯乱)。
あ、どうもどうも、アナログです。あせだくです。こんにちは。
さてさて早速今日のレコードを紹介。本日はこれ「Witch Vomit / Poisoned Blood」デス。
オールドスクールデスメタルの夏がキタ!
 

カバーアートはMatt Stikker よく見るとキモい。


アマゾンから黒盤買ったけど送料ケチらず限定色盤を買うべきだったかも。
 
 

90年代を継承する若手オールドスクールデス

アメリカはオレゴン州出身のオールドスクールデスメタル。2017年 5曲入りEP。20 Buck Spinからリリース。
2014年にHeadsplit RecordsからEPデビューし、昨年(2016年)にはMemento Mori Recordsから1stアルバム「A Scream from the Tomb Below」をリリース。順調にその名を広め今作ではなんと20 Buck Spinからリリースされました!メンバーは以下の3人。

Tony Thomas – Guitars, Vo
Vincent Van Dell – Drums
Jason – Bass
 
 
Death,Morbid Angel,Autopsy,Nocturnus,Cadaver,Pestilence,Massacre,Deicide,Malevolent Creation,Brutality,Cannibal Corpse,…

オールドスクールデスメタルと聞いてぱっと浮かんだバンド名を書いてみた……
あのバンドがいねぇぞゴラァ!っていう話は置いといてですね、90年代初期デスと聞いてワクワクする人。”Monstrosity”こそ神とか”Cancer”の転生を待ち望んでいる方。おまたせだ!

 

今年のダークホースはこのバンドか!?

昨年リリースしたアルバムから一年も経っていないのにめちゃくちゃカッコ良くなっとる!

まず前作の感想をザックリ述べると、このバンドは1曲の評価よりもワンフレーズ(リフ自体)に魅力があると思ったのですが、そのリフが前作に比べて更に強力になった印象。強力というかキャッチー性が増したというべきか、どちらにせよB級モッサリ感がなくなりプリミティブに歪ませながら聡明な刻みがとても気持ち良い。また、曲単位で評価してもフレーズの組み立て方がスリリングになり聴きごたえも十分。リフの良さが生かされている感じです。ホント最高。あとは個人的にはリードギターが入れば文句無しでした。

サウンドプロダクション的にはどうしても90年代の空気感は出せません。それでも往年の初期デスメタルファンの方、最近のリバイバルバンドはRaw過ぎると思っている方、もちろんオールドスクールデスを知らない方にも激オススメしたいです。とにかくGreat!!!