『Extraneous / Lonesome Death』
どうもどうも、アナログです。絶不調デス。こんにちは。
さて、アナログメタルといえば新バンドの発掘紹介。ということで、今回も良さげなバンドを見つけてきました。本日のカセットは「Extraneous / Lonesome Death」デス!これキタね。絶対キタよコレ!
カバーアートは”Funebrarum”のYuri Kahan ロゴデザインはAlex Stanley
アメリカン・オールドスクールデスメタル 期待のニューカマー
アメリカはオレゴン州出身のオールドスクールデスメタル。2017年 4曲入りデモテープ。Headsplit Recordsよりリリース。とりあえずメンバーの紹介は置いといて、一言よろしいでしょうか。
「キィッタァァアー!?」Gorguts(初期)の再来や!?
ただならぬオーラ 驚異の殺傷力!
テープ自体の音は悪いし、いかにもデモという感じなんですが、内容はスゴイモノをメキメキ感じるのです。
早速調べてみるとそれもそのはず、メンバーは……
Jonathan Quintana – Bass, Vocals
Charlie Koryn – Drums
Yuri Kahan – Guitars
Alex Stanley – Vocals, Guitars
なんとビックリ。Ascended Dead、Funebrarum、元Ghoulgothaのメンバーから構成されていることがわかりました。
バンドで例を挙げれば先ほど書いた”Gorguts”(初期)を筆頭に”Morpheus Descends””Funebrarum””Dead Congregation”、初期フィンニッシュデスメタルのプリミティブ感、さらには初期”Therion”のような神秘性などなど……、恐らくAlex Stanley氏がバンドの中心であると推測できるが、この無名?のミュージシャンの音楽的な引き出しの多さとそれらを破綻なくまとめる能力に驚く。
更に注目してほしいのは演奏力の高さ、特にドラムですね。ドラムのCharlie Koryn氏は元”VoidCeremony”、現在は”Funebrarum”で活躍しております。僕は”VoidCeremony”時代からこの人は凄いと言っていたのですが改めて凄いと感じる。正確で気持ちよく抜けるショットと小技とタメでグルーヴ感を出す。まるでタイトさとルーズさを同時に表現するような感じ。実際ライヴで見たわけではなく音源だけの感想ですけど。
まだ、結成したばかりのバンドなのでほぼ無名の存在。しかし、このテープから発せられるオーラチカラはヤバイ!全員死亡ENDとかそういう意味じゃなくて。何を言っているのかわからなくなってきましたが、このバンドはきっと来ますよ!僕が保証す…… Great!!!