『Cambrian Explosion / The Moon EP』
目を閉じれ
覚めよ信ぜよ
さあ、目を閉じれ
さあ、夢幻が爛々だ
(Lyrics : Cambrian Explosion / Mugen = Mugen)
カバーアートはリーダーのNori Lockhart タトゥーアーティストでもあるマルチな才能の持ち主です。
わかりずらいけど紫色のバイナルです。限定色は早々に売り切れ。黒盤はまだ入手可です
世界に爛々と鳴り響け!素晴らしきサイケデリック・プログレハード
イエスッ! イェース!!!
本日のバンドは、今ちまたを騒がしている(?) アメリカはオレゴン州ポートランド出身のヘヴィサイケデリックバンド「Cambrian Explosion」デス。2016年 5曲入りEP。Pink Tank Recordsよりリリース。音源の発表は2016年ですけど先月(2017/2)にようやくアナログ盤がリリースされたのでご紹介。
バンドは日系人のNori LockhartとドラムのBen Dorothyを中心にしてキーボードにDerrin Twiford、そしてスペースパンクバンド”Ghost Frog”のベーシストArchie Healdを加えた4人。2013年5曲入りEP「The Sun EP」でデビュー。音楽性はダウナーからスペーシーかつハードなロックンロールで「ザ・60,70年代」という感じでしょうか。もちろん僕は最近知った口なので詳しくはわかりませんが知る人ぞ知るバンドではないかと思われます。
そんなマニアなバンドがげぼぽこ言いながらデスメタル聴いている僕の耳まで届いた。
Nori Lockhart – guitar/vocals
Ben Dorothy – drums/vocals
Derrin Twiford – keys/percussion/theremin
Archie Heald – bass
ヘヴィサイケ +『和』= Cambrian Explosion
前作はどちらかというとハードロック色が強かったのですが、今EPではシンセやオルガンが大活躍しており “Pink Floyd” 的な神秘性のあるサイケデリックな空気に包まれています。なんだかとても難しそうな音楽と思うかもしれませんが、不思議と耳に良く馴染む。
この不思議な安らぎの答えはズバリ「和」のメロディでしょう。僕のいうこの「和」というのはステレオタイプの「和」ではなくマイナー調のオリエンタルな旋律をポップに奏でる和ロックのノリ、無国籍なメロディであるが郷愁感に満ちたメロディという意味です。かまえなくても自然に耳に馴染む旋律。
ちょっと感動、いやちょっとどころではない素晴らしいEPデス。早くアルバムを!Grreeaat!!!
上記の動画は音質のバランスがよくないので気になった方はBandcampからどうぞ。
ちなみに値段はNYP(name your price)です。素晴らしいEPなので是非この機会に。