『Sodom / Decision Day』
どうもどうも、アナログです。どマイナーデスメタルの紹介で年内終わってしまいそうな勢いなので、ここらで少し切り替えたいと思います。ということで、今日の紹介レコードは「Sodom / Decision Day」デス!
カバーアートはJoe Petagno Motörheadなどのジャケを手掛ける神ジャケ職人デス。
「厚い皮膚より速い足!」 14th SODOM !!!
ジャーマンスラッシュメタル 2016年 14thアルバム。SPV/Steamhammerよりリリース。
メンバーは前作から変わらず、スラッシュ・ドミネーションでも貫禄の演奏見せつけた3人。
Tom Angelripper – Bass, Vo
Bernemann – Guitars
Markus Freiwald (Makka) – Drums
1981年結成からノンストップで疾走し続ける練達のジャーマンスラッシャーSODOM。
Kreator、Destructionと共にジャーマン・スリーの一角としてシノギを削り、互いに素晴らしいアルバムを作り続けているだけあって作品のクオリティは一向に下がる気配がない。
今作の「Decision Day」も例外ではなく凄みを感じるアルバムとなっています。
時代の趨勢と共にその音楽性は変化し近年作はメロディックなスラッシュメタルへと姿を変えているが僕は何も文句はない。今作もスラッシュパートとドラマ性が交差するアルバムでありながらまったくマンネリを感じさせない。それどころか捨て曲が少なく、重厚でありながら軽快なノリを忘れない、キレ、メロディ、緩急あるスリリングな展開など益々魅力的になっていく。
正直に申しますとキャッチーすぎて連続で聴くと飽きます。
しかし、数日経つと聴き返したくなる衝動に駆られ、実際聴き返すと「これクソカッコいいな!」と思えるから不思議なのです。もう、何度聴いたことか。
これは来日を望まずにはいられない。このサウンドを3人でどう表現するか。また、SODOMが見たいぞ!