どうもどうも、アナログです。こんにちは。
いきなりですが、今日はシン・ゴジラの感想を書きたい。
映画ブログのように深い考察や気の利いた事は書けませんが、見てしまった以上、熱い内に感想を書かずにはいられません。少しネタバレを含みます。
「ニッポン 対 ゴジラ。」
特にゴジラに対して何の思いれはない。
単に総監督が庵野秀明ということなので「何か面白いことしてくれるだろう」という期待、いやむしろ「何が《ニッポン対ゴジラ。》だよ。《現実対虚構。》とか厨二的なこと言ってないで早くエヴァの続編作ってよ」と、隙あらばネガティブ全開で叩こうかと一人でクスクスしていました。
しかしです。
劇中の政治家や役人、おそらくスクリーンの前の観客全員が、状況を甘く見ていた。
「想定外」
双方がモニター越しに見る光景に言葉を失い、好奇心が恐怖に変わる。
未知なる状況を通して対策会議室と観客が完全にがシンクロしてまうのです。
この臨場感を作り出した監督とスタッフ、そして俳優の熱意に頭が下がります。
現実ならば数千~数万人の被害を出しているであろう最悪の状況下、絶望、苛立ち、やるせなさ、怒りなどの感情を共有しながら全員一丸となってゴジラ打倒をめざす。一人一人が自分の仕事をこなす。
日本がんばれ!
あっ、まさに 「ニッポン対ゴジラ。」 だ。
「仕事ですから」
2016年8月10日
あれ、何かアクセス数が伸びてるぞ!?
うん。シン・ゴジラは謎を考えるだけで幸せな気分になれる映画ですからね。
僕も、どんどんこじれてきているので、この記事を随時更新していこうかなと思ってます。
「ゴジラ」とは何か?
さて、シン・ゴジラの一番の謎は、やはり「ゴジラ」とは何か? ということだと思います。
ここからはネタバレ、妄想全開で考察デス。
キーマンは牧博士。アメリカ。そして初代ゴジラ。
劇中の米国の情報を単純に考察すれば、米軍主導の下で生物兵器を研究していた。
しかし、牧博士はゴジラの情報をブラックボックス化し失踪してしまった。
そして、東京湾で牧博士が自殺した直後ゴジラが出現。
米軍は空母を撤退させ、さらにB-2爆撃機を3機もスクランブルさせたことを考えると究極の生物兵器だとわかっていたと思われます。東京中心を目指していたのも兵器だからこそか?
日本が入手した情報は
牧博士の家族は日本で放射能被爆による事故?で亡くなった。
博士は日本を恨んでいた。
また、同時に放射能無効化の研究をしていた。
僕流にまとめてみると
放射能無効化の研究のため不法投棄された核廃棄物周辺の生態系を調べているうちに、核廃棄物を糧にする生物の存在に気付いた。この生物を研究すると恐ろしい生物だとわかるが、同時に放射能を無効化する新原子生み出すことを発見した。
博士自身は生物兵器として研究開発するのには反対だった。
だから研究をブラックボックス化し失踪。放射能を無効化する物質を日本に託した。
日本への復讐と希望を込めて。
「私は好きにした。君たちも好きにしろ。」
オキシジェンデストロイヤーを兵器として使われることを危惧し、その存在を抹消するため自らの命を絶った芹沢博士。(1954年 ゴジラ)
究極生物の使い道を人間に託して自殺した牧博士。
性善説と性悪説の関係でしょうか。どちらの行動も本質的には変わりません。
グダグダな考察でしたが、考察は楽しいですね。
この他にも
ゴジラはクトゥルフの神説
ゴジラは人類を救おうとしてた説
とにかくカヨコ・アン・パタースン説
など考えていますが、それはまた別の機会に
ということで、今日はここまでデス。