『Opeth / Lamentations』
どうもどうも、アナログです。ブログが迷走しています。こんにちは。
はい、本日の紹介レコードはOpethデス。イェス!!!
もうすぐ新作「Sorceress」がでますね。もう、ジャケから名盤の臭いしかしません。僕はレコードが届くまで絶対聴かないようにと思ってます。ということで、新作が控えているOpethですが、こっそりと「Lamentations」がレコード化されました! 新作までこのアルバムを聴いてテンションあげましょう!
カバーアートはTravis Smith ジャケはリニューアルされています。ちょっと怖い。
Lamentations (Live at Shepherd’s Bush Empire 2003)
まずLamentations簡単に説明します。Lamentationsとは2003年にリリースされたスウェーデンのプログレッシブ・デスメタルバンドOpethによる初Live DVD作品です。
ライヴは2003年9月25日、ロンドンはシェパーズ・ブッシュ・エンパイアで収録され、「静と動」を対にしたコンセプトアルバム「Damnation」と「Deliverance」の曲からほぼ構成されています。
当時のメンバーは Mikael Åkerfeldt、Peter Lindgren、Martin Lopez、Martin Mendez +セッションキーボードにPer Wibergを迎えた布陣です。
1.Windowpane
2.In My Time of Need
3.Death Whispered a Lullaby
4.Closure
5.Hope Leaves
6.To Rid the Disease
7.Ending Credits
8.Harvest
9.Weakness
10.Master’s Apprentices
11.The Drapery Falls
12.Deliverance
13.The Leper Affinity
14.A Fair Judgement
ついでに2012年に再販されたDVDには「Lamentations」のCD盤が付属しております。
また余談ではありますが、Lamentationsは、2006年に発売されたスタジオアルバム集「Collecter’s Edition Box」で初CD化されています。しかし、ファーストプレス分は終始ノイズが入っており聴けたものではありません。中古を買う際は博打になりますのでCD盤が欲しい方は2012年再販盤DVDを買うことおすすめします。
こちらはDVDとCollecter’s Edition Box
Opethにとって初DVD作品でしたが「Deliverance」と「Damnation」から構成されたコンセプトライヴといことで、当時ちょっとした賛否がありました。たしかに純粋なライヴ作品なら2008年の「Roundhouse Tapes」のほうが楽しめます。実際、現在のラインナップによるライヴのほうが上手いです。それでも僕はこの「Lamentations」が大好き。
何故かというと僕にとってこの時のメンバー構成が一番好き、とくに Martin Lopez のドラムが聴ける(見れる)唯一のライヴ作品だからです。ラテン・トライバル感のあるドラミング、独自のタメ、繊細な強弱打、目を瞑りながら叩く姿が神秘的すぎて、変な脳汁が出てきます。それを完コピする現在のドラム Martin Axenrot も超人的デスけど。
さて、肝心な「そのレコードの音はどうなんだよ」ってことですが、一応レコード用にマスタリングしてあるようです。というのも、我が家の環境では低音以外に変化は感じませんでした。でも、いちいち「変わったなぁ」と意識せず自然と音楽に没頭できるのでちょうどいい感じです。ようするにデジタル、アナログ関係なしに、素晴らしいライヴ盤ってことデス!(強引)