『Crown Larks / Catalytic Conversion EP』
どうもどうも、アナログと申します。細々とデスメタルを紹介するブログをやっております。
只今、寄り道中デス! こんにちは。
さて、本日紹介のカセットは Crown Larks / Catalytic Conversion EP です。
エ、エ、エク、エクスペリメント・ノイズ・ドローン・サイケ…… 何だかよくわからんが凄そうだ。
200個のファーストプレス分は完売。こちらはセカンドプレス品で、まだ在庫ありです。
ポストロックの都シカゴより若手音響派集団
アメリカはイリノイ州シカゴ出身のサイケロック。2013年作の7曲入りEP。ジャンルはサイケロックと書きましたがオフィシャルではfake faust v noiz / wannabe big fun-house と書いてあります。
やっぱり、何だかよくわからんが凄そうだ。現在のメンバーは以下の6人。
Lorraine Bailey – electric piano, organ, vocals, clarinet, synths
Jack Bouboushian – guitar, vocals, bass, sleep machine, pedals
Bill Miller – drums
Peter Gillette – trumpet, flugelhorn, party favor
Chris Boonenberg – saxophone on Blood Mirage, piano on Chapels
Kevin Ohlau – saxophone, flute
サイケロックを聴いていたと思ったらアヴァンギャルドなフリージャズになっていたでござる。
あぁびっくりした。
僕なりにもう少し詳しく言うと、基本的にローファイでスモーキーなサイケロックですが、シンセ・オルガン、ノイズ、さらにサックスフォンを交えた即興演奏はプロフェッショナルでスリリング。飛び出しそう。
“The Velvet Underground” のサイケ&パンクに “Emerson, Lake & Palmer” や “King Crimson” のアヴァンギャルド性をチラつかせたような前衛ロックです。プログレッシヴ!
ジャズに関してはド素人なので何も語れないけどすごく気になる。いよいよかな…… まだ、やめておこう。
ということで、特に誰かにオススメするわけでもないですが、最高だなと思いました。Great!!
一番インパクトのある4曲目をチョイスしましたが、できれば1曲目から聴いたほうが断然ブっ飛ぶ。
上の曲ライヴバージョン。即興演奏が猛烈にカッコイイ!!! ライヴで見たら気を失う自信あり。
『Crown Larks / Blood Dancer』
こちらは2015年作の1stアルバム。EPで聴けたキャッチーなアグレッシヴさは薄れ、さらに前衛化した感じ。ちょっとだけ米オルタナロックの”Pavement” ぽくなくもない。これも何度も聴いているうちにクセになります。
今、ブログを書いていて気がつきましたが「Catalytic Conversion EP」も、この1stアルバム「Blood Dancer」もデジタル音源は【name your price】でDLできます。
いまさら聞けない音楽用語メモ
Experiment(エクスペリメント):実験
Drone(ドローン):なんとなく憂鬱、無人機