『Fractal Entropy / Transcendens』 Cassette Metal Vol.18
7月デス!
今月も、アナログはオールドスクールなバンドにスポットを当てるのデス。可能性を秘めたバンドを掘り出す。ということで、本日のカセットメタルは Fractal Entropy / Transcendens スゴイの掘り当てたかも!?
カバーアートはRaul Gonzalez Raul Gonzalezジャケはいい。
中米のテクニカル・オールドスクールデスメタル
メキシコ出身 テクニカル・デスメタル 2016年 2ndアルバム。
今作は2作目ということですが、アナログは初めて聴くので調べてみました。
メンバーは以下の4人
Luis Mora – Bass
Luis Pineda – Drums
Leonardo Valdez – Guitars
Miguel Angel – Vocals,Guitars
このバンド以外にもそれぞれ The Fury I Hide, Cryptogeny, Grotesque Deity, Remains, Agord, Anoxia, BIID, などのバンドを掛け持ちしているようです。デスメタルメキヒコも深いなぁ、一つも知らないよ……
今作はRaul Gonzalez氏のジャケに惹かれて買ったのですが、これが大当たり! 完全にアナログ好みのテクニカルオールドスクールデスメタルでした。素晴らしきかな。
華麗で優雅、そしてブルータル! メキシコに潜む狂気
スラッシュのエッジ、プログレ的曲構成、流暢なソロ、うねるフレットレスベースと書けば、DEATH, Atheist, Pestilence, Cynic, Nocturnus… などを彷彿させますね。正にその通りなんデス!
例に挙げたバンドに恥じない技巧派集団。ブルータルな面もあるかと思うとクラシックワルツに通じる優雅な雰囲気を出し、アグレッシブと繊細さを兼ねた楽曲で全12曲を駆け抜ける。
最近リリースされた “Vektor” の「Terminal Redux」にも負けて無いかもしれあにしゃ※△%☆▲……
とにかくデス。メキシコのイメージを覆すテクニカルなデスメタルに興奮気味。
まだ、テープでしか発売されていませんがそのうちBandcampでもフルで販売されると思います。CDもリリースされますので少々お待ち下さい。テクニカルデスメタルファンの方にかなりオススメです。Great!!!