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『Funeral Whore / Phantasm』 Cassette Metal Vol.17

「トールマン!?」

どうもどうも。新年度は、いろいろ忙しいというかフレッシュな光景に浄化されてしまいそうな窓際のアナログデス。こんにちは。今日は、オランダから強力なデスメタルが届いたのでご紹介!
本日のカセットメタルは「Funeral Whore / Phantasm」 B級カルトホラーキター!

 

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カバーアートはRoy Grimreaper  レコード盤もリリース予定Death! モーニング墓地前で記念撮影

 

邪悪に染まれ! Ducth Old School Death Metal

オランダ デスメタル 2016年 2ndアルバム。
結成は2006年。現メンバーはKellie – Gt、 Roy – Gt & Vo、 Van Dune – Ba、 Nick – Drの4人。自らオールドスクールデスメタルを名乗るバンドです。
昨年、Final Gate RecordsからObscure InfinityとのスプリットEPが出ていたのでバンドの存在は知っておりましたが、イマイチだったような気が…… しかし、今作はアナログ一押しのレーベル F.D.A. Rekotz(ドイツ)からリリースということで、早速ゲット!

 

逃れられぬ悪夢、終わりなきPhantasm

ジャケット見て、ニヤっとする人もいるかと思いますが、今作は1979年作のB級カルトホラー映画「Phantasm」をコンセプトにしております。

両親を亡くし、兄と二人で暮らす孤独な少年マイクに襲いかかる悪夢。現実と幻想が入り混じるサイケデリックホラーの金字塔!? アナログにはまったく理解できませんでしたが、映画はヘルレイザーと同じくカルト的人気があり、最近まで5作品作られました。
しかし、今年に入ってすぐに主役の一人である謎の葬儀屋トールマンを演じたAngus Scrimm氏が亡くなりました。ほんとうに残念です。

映画はグタグタでマニア向けでしたが、このアルバムは洗練されたタイトな演奏のおかげで切れが良く、聴きやすい。ある意味キャッチーといえますが、ヌルさは一切感じさせない重厚な作り。
映画のメインテーマから始まり、暴力的なスウェデス的爆走、Autopsyの腐敗臭、さらにBolt ThrowerやMorgos的な威厳のある曲展開までオールドスクールデスメタルを堪能できる至高の11曲。これは恐れいりました。アナログメタル今年度のベスト10に入るかもしれません。オススメデス! Great!!!

なお、イントロで使われている映画のテーマ曲は、Entombedの代表曲「Left Hand Path」にも使われているあの神秘的なメロディです。他にもBloodbathのFurnace Funeral(Live)、ハンガリーのTormentorがAnno Dominiのイントロで使ってたような気がする。一度は聴いたことあるメロディだと思います。

 

R.I.P. Angus Scrimm