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『Deströyer 666 / Wildfire』

「666」

妬み、嫉み、恨み、僻み、欺瞞、敗退、挫折、屈折、屈辱、汚物、怠惰、堕落、惰性、恥、不慮、悪意……
負の感情と向き合い、漆黒の胸懐をハイテンションでぶちまけるスラッシュメタルの一派。
本日はブラック・スラッシュの重鎮”Deströyer 666″の6年ぶりのニューアルバム「Wildfire」登場デス!

 

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カバーアートはZbigniew M. Bielak 馬ジャケに外れなし。さらにエンボス加工されていてカッコいい!

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限定カラーもありましたが入手できず。これはクリア盤

 

帰ってきた666!

オーストラリア出身のブラック・スラッシュ 2016年 5thアルバム。現在のラインナップはK.K. Warslut-Vo,Gt、Perracide-Dr、R.C.-Gt,Vo、Felipe Plaza Kutzbach-Ba,Voの4人。

最近「キター!」ばっかり言っている気がしますが、ついにキタね! 「Deströyer 666」の6年ぶりのニューアルバム。ブラック・スラッシュファンには待ちわびていた新譜ではないでしょうか。
実際、すごいんですよ。Bandcampでは限定カラーのアナログ盤は即売り切れ。売切れることなんて無いだろうと思っていたが甘すぎた。
ブラックとクリアー盤は日本のAmazonでも購入可です。お早目に! 666

 

バーバリアン・ブラック・スラッシャーの怪作! 666

Desaster、Aura Noirと並ぶベテランブラック・スラッシュ。といっても”Deströyer 666″の音楽性は多岐にわたり、初期のウォーブラック・スラッシュからヴァイキング・ペイガンメタル、前作に至ってはスラッシュメタルというよりメロブラに近いことをやっており、そういった意味では今作も賛否の議論がありそうなアルバムとなっております。

まず、一曲目からまんま「Slayer」じゃねえかぁ! ってことは置いといて、今作はブラック・スラッシュ調がとりあえず復活。ブラックスラッシュにNWOBHMのパワー感、そしてペイガン・ヴァイキングの暑苦しさをプラスした内容であるが、一筋縄でいかぬがDeströyer 666。

全曲ではありませんが、ブラック・スラッシュが次の段階へと来たことを感じさせる曲がありました。
たとえば、A#3のインスト曲Artigilio Del Diavolo から A#4のHounds at ya Back へと流れる展開です。
アトモスフェリックとは言わないけど、自然に対し畏敬の念を抱くような神秘的な美しさを感じさせます。
あくまでブラック・スラッシュでありながら勇ましさと繊細さを兼ねたドラマティックな展開に涙が出そうになりました。これは、もの凄い一枚を聴いた気がする。

プリミティブな邪悪さは無くとても聴きやすい点と、先ほど述べたようにドラマ性のあるポスト・ブラックスラッシュと呼べるような展開には賛否があるかと思いますが、アナログ的には大傑作です。魂を開放したい方、拳を振りかざしたい方、激オススメデス! Great 666!!!

 

いつものファッキン666な曲もあるよ! 最高だね!