『Paganizer / The Portal 7″EP』
「たまに聴くならこんな音」
プロ野球選手の人生は波乱万丈。音楽で例えるならプログレですね。 プログレッシャブ…… なんつって。
はい、アナログデス! こんにちは。本日紹介のレコードは若手ではなくベテランのスウェデスバンド。
Paganizer / The Portal 7″EP とってもノスタルジック!?
メロデス黎明期のサウンドが蘇る
スウェーデン デスメタル 2016年 4曲入り7インチシングル。メンバーは Rogga Johansson – Gu&Vo 、Dennis Blomberg – Lead Guitars、Matte Fiebig – Dr、 Martin – Bassの4人。ゲストにAutopsyの Eric Cutlerが2曲目でギターソロを弾いております。ありがたや~。
精力的に新音源を出しているスウェーデンのベテラン・オールドスクールデスメタルのニューシングル。近日中にミニアルバム「On the Outskirts of Hades」をリリースする予定ですが、このシングルとの関係性は今のところわかりません。特に宣伝らしい宣伝もなく突然リリースされた感じがします。
前EP「Cadaver Casket (On a Gurney to Hell)」はDismember的な破壊力があるゴリゴリHM-2サウンドでしたが、今作はB級感満載の古き良き90年代デスメタルサウンド。Merciless、Desultoryなどを彷彿させるメロデス黎明期のあの「メロディアス要素があるデススラッシュ」がそのまんま再現されている。チープといえばそれまでですが、現代の洗練されたメロデスの中で「箸休め」的に聴いてみてはいかがでしょうか。ロマンある熱きメロデスDeath!
毎回じゃ困るけど、たまにはね。