『Blood Incantation / Interdimensional Extinction』
「久しぶりのDDR」
さて、シルバーな日々も終わったことだし、またアンダーワールドにスポットを当ていきましょう! ということで久しぶりの”Dark Descent Records” Yes!!! しばらくぶりですが久々に「コレキタ!?」と思えるバンドがDDRからデビューしました。Blood Incantation / Interdimensional Extinction SF(少し不思議)デスメタルDeath!
カバーアートは巨匠Bruce Pennington メンバーショットがいい感じ。ロゴは読めない…。
ネオ・オールドスクールデスメタルと呼ぼう
アメリカはコロラド出身のデスメタル 2015年 1st EP(4曲入り)。メンバーは Isaac Faulk-Dr, Paul Riedl-Gu & Vo, Morris Kolontyrsky-Guの3人。今作のベースはゲストプレーヤーDamon Good。
バンドのFBが無く、詳しい情報がありませんが、2011年結成で過去に3本のDEMOを制作しているようです。
Dark Descent Recordsでは “Timeghoul”, “Demilich” 系と紹介されていますが、アナログ的には “Timeghoul” のアンダーグランドな雰囲気に包まれた “Cynic” や “DEATH” と言った方がしっくりきます。テクニカルなアンサンブルはもちろん、プログレ的難関さに鋭く切り込むスラッシュリフ。フレットレスベースを活用したSFちっくなサイケデリック感。オールドスクールデスに無機質的モダン要素を違和感なく組み込む楽曲能力。これは “Morbus Chron” や “Execration” と同じ、新世代によって新たに解釈されたオールドスクールデスメタルです。新旧テクニカルデスメタルファンの方にオススメデス!
ただ、楽曲の要になりつつあるベースプレイヤーがゲストなのが気になるところ。伸び白はまだまだありますので今後どう成長するか、アナログ的には大化けする予感がしますね。大注目の新人登場デス!
先日”Cynic”のライヴに行ったのですが若いシニッカーで満員になっていてビックリしました。
こりゃ、オールドスクールデスメタルにもワンチャンあるで!!! (ない)