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『Mansion / Uncreation』

「Who are you? I Am the Mansion.」

今日紹介のバンドはマニアな人達の間では少し名の知れたバンドのようです。自分は知りませんでしたが、調べれば調べるほどヤバイ臭いがします。ということで、今日はオカルト・ドゥームバンド Mansion / Uncreation これは、本気なのかギミックなのか!?

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「うしろに何かいるような……」

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「ちくしょう、変なのがうしろにいるよ……」

「Kartanoism」 フィンランドにおける救済と影

フィンランド ドゥームバンド 2014年 2nd EP。メンバーはAlma Mansion-Vocals, Veikko Tapio-Guitars, Jaakob-Guitars, Aleksanteri-Keyboards, Immanuel-Bass, Mikael-Drumsの6人。

フィンランドのキリスト教一派Kartanoismをコンセプトしたバンドです。Wikiで調べるとKartanoismとは1900年代半ばにAlma Maria Kartanoを指導者として、終末期待論、近代的文化の否定、子供を使った説教、戒律と歌、黒服を身にまといあらゆる性的行為を悪とする禁欲主義を徹底した修派。Alma Maria Kartanoの死後は終息したようですが現在でも一部教えが残っているそうです。ボーカルのAlma Mansionの名はこの運動の指導者Alma Maria Kartanoからとられているのかは不明です。
とまぁ、少々引いてしまいそうですが、バンド自らカルトロックと名乗っているのでGhost B.Cみたいなものだと思いますのでご安心を。

オカルト・ドゥーム あまりに美しすぎる地獄からの讃美歌

初めて聴いた時の印象は、女性版”Ghost B.C”、ドゥームメタルになった “The Third and the Mortal” または奈落の底に落ちた “Portishead” と言った印象。
重い。重すぎる。色々な意味で重い。メロディアスであるが陰鬱な空気。演技掛った女性ボーカルによる徹底したオカルト劇場。そう、この女性ボーカルAlmaの歌声こそMansion最大の魅力であります。

特に2曲目の “Uncreation” が昇天してしまいそうなくらい素晴らしいDeath!
深淵に響くような救いの無いオルガンから始まり、柔らかな光に包まれたようなオルガンで終わるダーク・プログレッシブドゥーム。圧巻は曲のラスト。絶望と希望が入り混じるようなメロディ、断罪と救済を繰り返すようなAlmaの歌声。慈悲深い美しい歌声には何度聴いても鳥肌が立ちます。この歌声によってマインドコントロールされないように気をつけねば。日常で「アーメン」とか言わないように気をつけます。

聴き終えた時、目に映る景色は天国か、それとも地獄か? 信仰心が今試される。 アーメン。


何か来る!?


EP「Altar Sermon」10月23日リリース決定!  これはヤバイ予感!