『Chapel Of Disease / The Mysterious Ways of Repetitive Art』
「今年も当たり年の予感」
以前紹介したDeserted FearといいObscure Infinityといい快進撃が続くFDA REKOTZ。今宵もまた同レーベルからのレコード紹介Death! Chapel Of Disease / The Mysterious Ways of Repetitive Art 今年ナンバーワンだね(2回目)
エピックデスメタルへ変易した渾身の一作
元Infernäl Deathのメンバーと極悪ジャーマンデスメタルBeyondのLive助っ人メンバーからなるジャーマンデスメタル 2015年 2ndアルバム。
メンバーはLaurent T. (Vo & Gt) Cedric T. (Gt) Christian K. (Ba) David D. (Dr)の4人。
前作のデビューアルバムでは80’sスラッシュメタル的なリフワークと心待ちドラマティックな展開が魅力的なオールドスクールデスメタルでした。約2年ぶりの新作ということでアナログは密かに楽しみにしておりました一枚Death!
儀式めいた重厚なドゥームサウンドから一変、壮大な物語を予感させるフレーズへと移行するイントロ。戦場に鳴り響く陣太鼓のようなバスドラの4つ打ちが否応無く高揚感を沸きたてる。前作の80’s~90’sスラッシュ的デスメタルからドラマ性を昇華さたデスメタルへと変易した今作。一辺倒なデスメタルを期待していた人には多少辛い作風かもしれません。それにしてもすばらしい成長具合。オールドスクールデスメタルのアグレッシブさは失わずに叙情詩的な一面を覗かせる楽曲方法はIced Earthを彷彿させます。これを期に一気にメジャーシーンへと躍り出るかもしれませんね。エピックな響きを求めている人にオススメDeath!
まってました! FDA-REKOTZがBandcampに参入!