『Slaughterday / Ravenous』
「ストレート勝負」
先日の更新で、変化球投げて大暴投したアナログDeath! カセットも紹介するけれど、やっぱりメインはレコード! ということで、本日紹介のバンドは Slaughterday / Ravenous 早くも化けたか?
化けたね。(狼男ジャケ的な意味で) カバーアートはJan Pysander Whitney
「いい人」感が出てる二人。 限定REDバイナル。CDまで付いていました。やっぱりいい人だ。
進化か、退化か? 凶悪になったデスメタルサウンド
1994-2010までObscenityのリズムギターとして活動していたJens FingerとBK 49の元VoのBernd Reinersの二人組ジャーマンデスメタルSlaughterday 2014年EP。
どうしたことでしょう!? まるで別バンドになったような音になっているではありませんか!? 前作の1stアルバムはAutopsy型オールドスクールデスメタルでしたが、今作は楽曲をよりストレート & シンプルにしてハードコア的な勢いが増した俗に言うスウェディッシュ型サウンドに近くなっております。以前のような複雑な展開は弱冠減りましたが、蒸留して度数を高めたようなサウンドは凶悪かつ暴力的でカッコよし。後は熟成するのを待つのみ! 早くも次のアルバムが楽しみになってきました。 凶悪デスメタルが好きな方には間違えなくオススメDeath!
最後の曲はAcheronのカバーです。ア、アーケロン? アケロン? し、しってるなぃょ……。渋いカバーデス。