Opeth_Pale Communion

『Opeth / Pale Communion』

「Opeth をリアルタイムで体感できることが、どれほど素晴らしいことか」

凄いアルバムがキマシタ! 2014年ベストアルバムはこれで決まりか!? 今日紹介の LP はみなさんお待ちかねの Opeth ‎/ Pale Communion この先、Opeth はプログレッシブスタンダードになる!

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カバーアートはTravis Smith

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無料デジタルダウンロード券でSolitude Live(wav), Var Kommer Barnen In Live(wav), Pale Communion Digital Album(mp3). の3つをダウンロードできます。サービスイイデス。

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安いのでAmazonから黒盤を買いましたが他に限定でクリア盤、レッド盤、シルバー盤(他にもあるかも)があります。このLP盤、ものすごく音がイイ! すごく心地良い音デス。「イイカッティングしてますねぇ~」と痛ぶってみる。CDと聞き比べてみたいデス。

「クリーンなエクストリームサウンド」

もう、メタルじゃないだの、Mikael Åkerfeldt のソロアルバムだのとネガティブな声が聞こえていたのでちょっと心配になっていましたが聴いてみたら最高すぎて昇天寸前デス。Opeth は「こうでなければならない」という呪縛から解き放たれ、完全に吹っ切れたプログレッシブロックアルバムになっております。

内容は前作よりメロディアスになり聴きやすくなりましたが、全編に亘って張り詰めた緊張感が半端ではなく、それは部屋の空気を変えるほどでした。ダークな曲調と高度でトリッキーな演奏がその緊張感を生み出し、逆に緊張感を和らげてくれるのが Mikael Åkerfeldt のVoであります。歌による安堵感と、演奏による緊張感が対をなしており、これが今までの Opeth の明と暗、静と動のコントラストと同様の効果を生み出していると思われます。芯がブレていないのでデスメタル要素が無くても、やっぱりOpethはOpeth以外の何ものでも無いと感じさせてくれました。アナログ的には最高傑作Death!!!

先代による名作、名盤を完全に過去のもへとするプログレッシブロックの名盤が誕生した瞬間ではないでしょうか。(あぁ、またボコられる……)