『Funebrarum / The Sleep of Morbid Dreams』
「2000年代デスメタルショック」
今回は若手でも新人でもありませんし、今更という感じがしますがアナログ盤を買ったので紹介したいと思います。今日はアナログの中のデスメタルランキングを塗り替えた一枚、Funebrarum / The Sleep of Morbid Dreams 桁外れの化け物登場デス!
カバーアートはVoのDaryl Kahan 最近は画を描けるミュージシャンが多いですね。
このアルバムを聴いた次世代が更にスゴイことをしてくれる事をアナログは期待しているのDEATH!
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ついでに、こちらは2曲入りEPの『Dormant Hallucination』カバーアートは巨匠Dan Seagrave。ヤバイヨ!
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オールドスクールデスメタルはまだまだ終わらない
Evoken、Dismaらのメンバーによるアメリカのデスメタル 2009年 2ndアルバム。アメリカのドライな暴虐性、北欧のドロドロとした邪悪さ、ヨーロッパのジメジメとした陰鬱さが三位一体となったIncantation型デスメタル。Incantation型と言ってもその一言では片付けられないオリジナルティを持っています。もっと掘り下げて言うと陰鬱ドゥーム、正統的疾走デススラッシュ、暴虐グラインドコアなどあらゆるオールドスクールエクストリームミュージックが違和感無く融合し、さらに特徴として時折覗かせる必殺のタテ乗りデスグルーヴが強烈にカッコイイ。これはもう、オールドスクール型デスメタルの一つの完成形と言えるのでないでしょうか。そろそろアルバムを出してメインストリームにその名を轟かせて欲しいデス。